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お菓子のエッセイ:初めて買ったお菓子の本
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私が中学生の時、初めて買ったお菓子の本が、ジャン!こちらです。

日系アメリカ人の先生が、アメリカンケーキを中心に紹介している本です。

表紙がレトロでしょう?子どもたちの髪型はマッシュルームカット。オオカミヘアとともに当時、流行りましたね(同世代の方は覚えていますよネ・・ネと文末をカタカナにしてみたりして)。

さて、どんなケーキが載っているかというと・・・7アップ(アメリカで大量生産されていたソーダ水。懐かしい!)で作るケーキ、ブラウニー、ニンジンケーキなどなど。

それまでは、母のクッキー生地を型抜きしたことがあっただけで、自分で作ったことはありませんでした。さんざん迷ったあげく、簡単そうな「バニラ・キッフェルン」という馬蹄型(U字型)のお菓子を作りました。粉砂糖が多く配合され、サッと口の中で溶けてしまうドイツのお菓子です。

ところが、「口溶けがいい」ということは、fragileな壊れやすいお菓子だということ。

焼きあがると、U字型だったはずが、二つに折れて「I字型」や「J字型」になっていました。ガッカリしましたが、味は問題はなく、まあまあの出来となりました。

これを機に、他のお菓子も作ってみました。

まずは、定番・カスタードプリン。色が濃くなっていくキャラメルをどこまで煮詰めたらいいのか不安になりました。また、使い終わった鍋を洗うときにキャラメルがこびりついてしまい、困ったものです。

チョコレートケーキは、ヴァレンタインデーに父に作りました。

クッキーも作ってみましたが、綿棒で生地を伸ばすのが大変でした。生地を薄く伸ばそうと思うと、綿棒に生地の一部がくっついて穴が開いてしまうのです。

でも、小麦粉、砂糖、卵・・・といった素朴な材料を組み合わせると、突如、夢のあるお菓子になるのが、マジックのごとく神秘的に感じられ、以来、お菓子作りに夢中になりました。

「ケーキ屋さんになりたいなあ・・・」と、そのとき初めて思いました。

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